jungamaru199’s blog

猫に関する病気や、実際に起こったことを載せていきます。

仔猫を拾ったらしてほしい事

この時期、仔猫が産まれて

捨てる人や

親猫に見放された仔猫を拾う人々が

多くなる事と思います。

 

まず、仔猫を拾ったら...

仔猫は体温を保持出来ないので

まずは湯たんぽなどで温めます。

ここで注意が必要なのは

洗わない事!濡れると冷えてしまうので

ある程度の体力がある状態になるまで

絶対に洗ってはいけません。

最初から濡れている場合は

温めながら乾かします。

仔猫用ミルクを人肌程に温め飲ませます。

シリンジや哺乳瓶を使って与えます。

 

シリンジで与える時

最初は一滴口に垂らす程度で様子を見ます。

ここで飲めるようであれば、

おっぱいを探すそぶりを見せます。

飲まないようであれば

強制すると誤嚥してしまう可能性が高いので、早急に病院へ連れて行きます。

体温管理は怠らず、

38度を目安にしてください。

34度などの場合、緊急判断で

病院へ連れて行きます。

湯たんぽを忘れず、温めながら連れて行ってください。

出来る限り早く病院へ連れて行ってください。

 

ペットロス症候群

どんなに多頭飼いしていても、

亡くなった猫は世界に1匹だけ。

どんなに多くの猫に囲まれて居ても

悲しみは同じ。

愛情は同じ

過ごした時間と反比例

一瞬でも愛情を持って接して居たなら

悲しみは同じ。

 

ペットからも同じ悲しみがあります。

飼い主が居なくなったり

自分の子供が死んだりした時、

猫だって悲しくて

必死になる事がわかりました。

人間の勝手な思いで、

猫はバカだから、仔猫が死んでも平気

気づいて居ない。

そう聞くこともありますが、

本当は違いますよ。

猫だって悲しくて辛くて

どうしようもなくて、

残った仔猫を必死に守るんです。

涙は人間の特権だけど

その気持ちは猫も同様であると、

母猫を見て気づいたんです。

 

臍ヘルニア

臍(サイ)

簡単に言えば、ヘソであるが

ヘルニアになるというのは

どういう事なのか?

と申しますと、

通常の出べそは、出っ張りの中に肉が

詰まっているので、

ただ出っ張りがあるだけ。

臍ヘルニアは、見た目出べそに似ているが、出っ張りの中が空洞になっている為

腸が出たり入ったりしてしまうもの。

放置してしまうと、

内臓が癒着してしまい、部分壊死という結果になる。

壊死してしまうと、腸が動かなくなる為死の危険性が高まるとされる。

 

では、臍ヘルニアの治療法は?

手術のみ。

空いている空洞を塞ぐ手術が必要となるのだが、

ペットであれば、避妊去勢手術と一緒に行うのが好ましい。

生後半年ほどで手術可能なので、

放置をせずに手術を受けさせてあげてほしい。

 

なぜこのような話になったのか?

我が家の仔猫が、

臍ヘルニアと言われた為です。

 

 

天使になった仔猫

せっかく産まれてきた仔猫

残念な結果に終わってしまい、

自分の中で後悔や反省や悲しみで

いっぱいになっています。

こんなに泣いたのは何時ぶりだろう。

 

2猫の埋葬が終わり、

心に穴がぽっかり空いてしまった。

たった5日の命と言えばいいのか

それは、きっと大きな5日間であったと

思う事が出来るようになるまで

少し時間がかかりそうだ。

 

#子猫#肺炎#天使

子猫の肺炎vol2

2匹目の子猫、

肺炎と診断されて入院となっていた。

 

34度の体温は、一度は35度まで上昇

その後低下の一途を辿り

朝4:00

体温は19度まで下がってしまった。

 

病院から連絡

「残念ながら、体温の低下も伴い

衰弱していた身体で限界を迎えてしまいました。」

またも小さな身体で頑張った1匹を

助けるどころか、

何もしてあげれない無力さを感じざるを得ませんでした。

覚悟はしていても、

飼い主はどこか期待をしてしまうもので

なぜ、どうして...

と考えてしまうのです。

 

子猫は体力がなくなれば、

死を覚悟しなくてはいけない。

弱ってしまった身体で

ミルクを飲むことも出来ず。

飲んだとしても誤嚥から肺炎になり

2日前後で亡くなります。

 

肺炎を起こしている為

呼吸が荒く、口呼吸し始めます。

時間とともに

呼吸数が減り、徐々に弱り

最後には死が待っています。

 

それでも諦めませんでした。

何か1つでも出来る事があるなら

やる事だけやって...

その想いだけで、結局病院へ行き

数時間

子猫にとっては1時間が1週間とも言われます。

生きながらえた。

苦しむ事なく、ただ眠るように

天国へ旅立ちました

 

仔猫の肺炎

産まれたばかりの子猫

まだ生後3日に満たない仔猫が

突然肺炎になり、急死。

その原因と実際に行った治療を残しておこうと思います。

 

6月2日夜8:00〜

親猫が産気づいて3匹出産

続いて5時間後に1匹出産

合計4匹の仔猫が産まれました。

体重はそれぞれ89g程度でした。

その中で2匹は乳をよく飲んでしましたが、後の2匹の仔猫が力が弱く

乳に吸い付く事が出来ても

殆ど飲めていない様子。

生後2日夜中3時

1匹の呼吸音が気になり、

動物夜間急患センターへ駆け込む。

同時に気になった最後に産まれた仔猫と

親猫も診てもらうことにしました。

夜間診療基本料1匹8000円

そのほか処置費用(エコー・レントゲン)

合計29000円

呼吸音がおかしい仔猫は

「今の所肺炎ではないと思います。」

鼻の中に羊水が残っていて変な音が出ているという判断でした。

念のため抗生物質と点滴を行い

帰路についた。

3日目の朝方、調子が良さそう

呼吸音もほとんど気にならない。

乳も飲めているのか親猫に甘えている風

4日目に入った朝方4時

容体急変

チビがいない!探して見つける

体温が急激に下がっており、

34度

急患センターへ搬送。

呼吸がほとんど出来ない状態の為

移動中も人工呼吸を行いながらだった。

なんとかセンターへ到着

挿管し呼吸をさせる。

点滴・抗生剤などを投与

酸素室に入れて様子を見る。

1時間経過

やっと呼吸が安定し、

すでに搬送してから2時間半

自宅近くの病院へ移すことにして

酸素室から仔猫を出す。

体温を維持しながら車中

仔猫が突然大きくアクビをした。

途端に、動かなくなった。

人工呼吸・心臓マッサージ

何をしても反応がない。

永眠.....

 

仔猫は最後まで生きようと頑張りました。

同時に飼い主も頑張りました。

一番頑張ったのは仔猫

91gしかない小さな体で

出来る限り頑張って生きようとしました。

体力の限界...

仔猫は体力を維持出来ず。

眠るように天国へ旅立ちました。

穏やかな最後を迎えることができ

苦しむ事なく

大きく深呼吸をして旅立ちました。

 

最後の急患センターでの処置費用

診察料8000円

処置費用21800円

合計29800円

 

これ以上無いほど涙が出ました。

最後まで頑張っていた小さな身体を抱きしめた嗚咽が車中に広がった。

どれほど泣いたでしょうか

何もしてやれない無力さに

どれほど後悔したでしょうか

助ける事が出来なかった全てに

どれほど自分を攻めたでしょうか

早く気づいてやれなかったそのことに