jungamaru199’s blog

猫に関する病気や、実際に起こったことを載せていきます。

仔猫の肺炎

産まれたばかりの子猫

まだ生後3日に満たない仔猫が

突然肺炎になり、急死。

その原因と実際に行った治療を残しておこうと思います。

 

6月2日夜8:00〜

親猫が産気づいて3匹出産

続いて5時間後に1匹出産

合計4匹の仔猫が産まれました。

体重はそれぞれ89g程度でした。

その中で2匹は乳をよく飲んでしましたが、後の2匹の仔猫が力が弱く

乳に吸い付く事が出来ても

殆ど飲めていない様子。

生後2日夜中3時

1匹の呼吸音が気になり、

動物夜間急患センターへ駆け込む。

同時に気になった最後に産まれた仔猫と

親猫も診てもらうことにしました。

夜間診療基本料1匹8000円

そのほか処置費用(エコー・レントゲン)

合計29000円

呼吸音がおかしい仔猫は

「今の所肺炎ではないと思います。」

鼻の中に羊水が残っていて変な音が出ているという判断でした。

念のため抗生物質と点滴を行い

帰路についた。

3日目の朝方、調子が良さそう

呼吸音もほとんど気にならない。

乳も飲めているのか親猫に甘えている風

4日目に入った朝方4時

容体急変

チビがいない!探して見つける

体温が急激に下がっており、

34度

急患センターへ搬送。

呼吸がほとんど出来ない状態の為

移動中も人工呼吸を行いながらだった。

なんとかセンターへ到着

挿管し呼吸をさせる。

点滴・抗生剤などを投与

酸素室に入れて様子を見る。

1時間経過

やっと呼吸が安定し、

すでに搬送してから2時間半

自宅近くの病院へ移すことにして

酸素室から仔猫を出す。

体温を維持しながら車中

仔猫が突然大きくアクビをした。

途端に、動かなくなった。

人工呼吸・心臓マッサージ

何をしても反応がない。

永眠.....

 

仔猫は最後まで生きようと頑張りました。

同時に飼い主も頑張りました。

一番頑張ったのは仔猫

91gしかない小さな体で

出来る限り頑張って生きようとしました。

体力の限界...

仔猫は体力を維持出来ず。

眠るように天国へ旅立ちました。

穏やかな最後を迎えることができ

苦しむ事なく

大きく深呼吸をして旅立ちました。

 

最後の急患センターでの処置費用

診察料8000円

処置費用21800円

合計29800円

 

これ以上無いほど涙が出ました。

最後まで頑張っていた小さな身体を抱きしめた嗚咽が車中に広がった。

どれほど泣いたでしょうか

何もしてやれない無力さに

どれほど後悔したでしょうか

助ける事が出来なかった全てに

どれほど自分を攻めたでしょうか

早く気づいてやれなかったそのことに