jungamaru199’s blog

猫に関する病気や、実際に起こったことを載せていきます。

猫の脱走について

一瞬の隙をついて、

完全室内飼いの猫が脱走

 

我が家でも先日脱走され、

大変な思いをしました。

 

原因は、娘が窓を開けて寝てしまった事。

娘の部屋には5匹の猫がいたのですが、

内3匹が脱走。

朝5:00に娘が泣きながら起こしにきました。

 

脱走して、随分時間が経過してたようでした。

まず1匹目

8kg 黒猫コテツ

自宅庭近くにいました。

他2匹がどこを探しても見当たらず、

ご近所を回って探しました。

脱走から2日経過・・

 

1匹が脱走した窓下へ帰ってきていました。

お腹が空いて限界を迎えたらしく

念のために置いていたご飯を

貪っている所を捕獲。

 

最後の1匹が戻ってこない。

脱走から3日目の夜、近くで猫の声が聞こえたので、探しに行くと

最後1匹がいました。

近所の庭に入り込んでいて、夜中だったこともあり、

入り込む事が出来ませんでした。

根気強く待ち、捕獲まで後一歩の所まで来た時、

通りすがりの人間が、

こちらがお願いしているにもかかわらず

待ってくれず。

ヒールの音に猫は驚いて逃げてしまった。

 

それから1週間以上、姿を見つけることが出来ませんでした。

朝早くから、何度も名前を呼び続け

チラシをポスティングして

ご近所にもお願いして周り・・・

 

脱走から2週間が経過しようとした頃

連日の雨が止んだその日の夜でした。

毎日置いていたご飯が無くなっていることに気づく。

もう一度ご飯を設置。

名前を呼び続けると、近くから返事が聞こえる。

 

最後の1匹が顔を出した。

随分痩せてしまった猫を見て、

手を差し伸べるとスリスリしてくれる。

飼い主を忘れてはいない!

ご飯を少し与えて、身体を撫でる

慣れてきた頃に相方が後ろからGET!

やっと戻ってきました。

2週間が長く感じました。

 

福岡は、少し暑い日が続いていた。

エアコンが壊れてしまったので、

新しいエアコンが来るまでの間

窓を開けたりしていたのが今回の脱走の原因でした。

 

エアコンも新しくなり、

窓ロックも3重ロックから

5重ロックへ強化。

 

なんと、黒猫がロックを解除して脱走する瞬間を見つけたのです!

元々窓ロックが3重だったのですが、

猫がロック解除している瞬間を見てしまいました。

ガサガサして偶然ではありません。

何度かロックを押して解除して

きちんと理解しているのです。

 

猫の目の前でロック解除するのは

二度とやらないようにしようと思いました。

 

みんな無事に帰ってきてくれて良かった。

近所の猫たちに写真を見せて協力をお願いして良かった。

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 皆様も、お気をつけ下さい。

 

真菌

拾った子猫に見られる

様々な皮膚炎や病気の中に、

「真菌(カビ)」があります。

人間も移るので注意が必要となります。

逆に人間から猫に移る事もあります。

 

猫の皮膚に「ハゲ」又はカサブタのような物が出来、見た目は怪我でもしたのか?

と勘違いする事もあります。

 

ただ、1箇所だけでなく

数カ所に広がるので、

同じような物が数カ所現れてきたら

病院で培養をしてもらった方がいいでしょう。

 

治療は、

「イトラコナゾール」などの投薬

「ミコナゾールクリーム」などで外用薬を併用する事もあります。

猫の状態や月齢によって、

薬の量や治療方法も変わるので、

個人判断での治療はしないようにしましょう。

 

特に、飲み合わせが問題となる薬の処方は獣医師と相談する事が大切。

間違った飲み合わせをした場合

症状の悪化に留まらず、薬害も想定しなくてはなりません。

猫の身体は人間より小さいため、

薬の量が大事。

適当に与えたり、病院は高いからと

人間用「抗真菌薬」を与えたりしては危険です。

人間には問題なくても、猫には有害な場合が多いからです。

 

特に市販薬は絶対に与えない!

痛み止め、解熱剤は危険です。

塗り薬でも、人間用は使わない。

同じ哺乳類でも、身体の構造は別物です。

注意しましょう。

 

#真菌#薬#注意

シュウ酸カルシウム結石

猫に最も多い病気で

「下部尿路疾患」がありますが

代表的なものに

「ストルバイト結石」と

「シュウ酸カルシウム結石」があります。

 

「ストルバイト結石」の場合、

症状が悪化していない状態であれば

食事療法で溶かすことが可能。

しかし「シュウ酸カルシウム結石」は

溶かすことができないため

必ず膀胱洗浄が必要となります。

 

膀胱炎かな?と思いながら

様子を見ているうちに症状が悪化、

数日後に命を落とす事も多い病気です。

 

なんどもトイレに行くようなら

すぐに病院で尿検査をします。

そこで初めて

ストルバイトかシュウ酸カルシウムかを判断出来るのです。

 

ストルバイトの場合、

尿酸値を上げるために

クランベリー」が効果的ですが、

適量を与えなければならないのに

症状が目に見えて良くなるわけではないので与えすぎてしまう危険性があります。

そしてビタミンCの過剰摂取により

2時的な病気が発生する危険性がある為

自己判断は絶対にしないようにしてください。

ビタミンC過剰摂取により

「シュウ酸カルシウム結石」が出来てしまい、今度は絶対に病院でカテによる洗浄必要となるわけです。

洗浄で済めばいい方で、

最悪開腹摘出という場合もあるのでご注意ください。

シュウ酸カルシウム結石は

尿を見るとわかりやすく、

キラキラとした砂状のものが一緒に出る場合があります。

シュウ酸カルシウム結石が尿管に詰まり

様子を見ているうちに、

状況は悪化の一途と辿ることになります。

時間ごとに悪化するその様子は

見ている方も辛くなるほどです。

 

尿が出ない、何十回もトイレに行く

トイレで気張り過ぎて便が出る。

何度も便が出るので下痢になる。

後ろ足に力が入らず、踏ん張る足が

カクンと何度も落ちる感じ

 

時間が経つにつれ膀胱がパンパンになり

「尿毒症」併発。

尿が出ない状態が維持され、

「急性腎不全」併発

最後には命を落とすことになります。

人間と違って短時間で命に関わる病気です。

 

膀胱洗浄などの治療が終わったら、

phコントロールを与えるようにします。

ビタミンCの取り過ぎは再発の危険性が増すので、

状態を見ながら

「ベジタブルサポート ドクターズプラス」などで腸内環境を整えると共に

phをコントロールしていきます。

 

実際に我が家の猫は、

ベジタブルサポートドクターズプラスを愛用しています。

これを辞めた半年後、

尿路疾患連続でした。

1年に2回

そして今年に入って既に2回ストルバイトとシュウ酸カルシウム結石で入院

 

思い返して原因を突き止める事、

そこには「ベジタブルサポート」しかありませんでした。

 

大元は野菜ですが、

繊維というよりは腸内環境を整える感じになります。

人間もそうですが、

腸内環境が整うと、身体の機能が改善される為自己治癒力も高まります。

 

ご利用をご検討の際は

動物病院へご相談ください。

100g 5千円前後です。

猫のアレルギー

アレルギーと一言で言っても

実際何に対してのアレルギーかを

把握するのは難しい。

 

一番に疑われるのが

「食事」

猫に不要な食物が配合されている場合

特に注意が必要となる。

 

一般的に言われているのが

「小麦・トウモロコシ」などの

穀物類は、猫に必要ないとされている。

 

だが、一般市販されている

キャットフードの成分を確認すると

実にこの穀物類が多く含まれている事に気付く。

 

成分表一番最初に記載されているものが

一番多く含まれている成分となるのだが

 

肉類(鶏、七面鳥)、米、小麦、とうもろこし、植物性分離タンパク*、動物性脂肪、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、小麦粉、植物性繊維、ビートパルプ酵母および酵母エキス、大豆油、フラクトオリゴ糖、魚油、サイリウムアミノ酸類(DL-メチオニンタウリン・・・等

 

上記のキャットフードは肉が多く含まれているのが解る。

しかし、米の次は「小麦粉」とあるように、アレルギーに配慮した食事とは言えない。

 

猫のアレルギーの多くは、

「小麦粉・トウモロコシ」にあると言われており、それらの成分を含まない食事が好ましいとされている。

 

元来、猫は肉食動物であることから

実際に必要な食事とは、

新鮮な肉や魚であり、小麦粉などは不要物なので体が拒否反応を起こす。

 

国産のキャットフード

まだまだ小麦粉が多く使われている為

いくら国産と言えども、猫にとって好ましい食事とは到底言えないのである。

 

外国産のキャットフードも成分をしっかりと確認した上で購入する事が好ましい。

ドライフードを与える場合、

必ず新鮮な水も用意を忘れずに与えます。

 

「猫は水が嫌い」の由来は

あくまで洗われる事や、体が濡れることを意味するので、

水を与えなくて良い訳ではないという事を知っていてほしい。

もちろん、知っている人も多くいるとは思うが、知らない人のために念のため。

 

アレルギー症状の一部をご紹介

・皮膚が痒い

・体毛が薄くなりハゲる

・皮膚に赤みが出る

・皮膚に発疹が出来る

 

などです。

真菌や皮膚病でもないのに

皮膚に症状が現れたら、

食事の改善をしてみましょう。

 

#猫#アレルギー#食事

 

猫の尿路疾患 其の2

男の子に多い

下部尿路疾患ですが、

結石は尿酸値をUPすることで防げるという話を聞いたので、

ネットやら病院やらで聞いたり調べたりして結果。

クランベリー」が良いという話。

最近、米国産や海外物のペットフードが注目される中、

その内容を確認して見たところ、

穀物不使用のフードに

クランベリー」が配合されているフードを見つけることができました。

特に、穀物不使用フードは

ミール類よりフレッシュミートが多く使われていて、

アレルゲンであるトウモロコシや小麦粉などは全く入っていないフードです。

日本国内生産商品より、

ペットフードは海外物の方が先を行っているわけですが、

日本人は安心という意味も含め、

つい国産物を手にする傾向が強いわけで

 

本当にペットの事を思うなら、

外国産でも製品成分を確認した上で

高くても質の良いものを食事として

選ぶ義務が人間にはあるわけです。

 

話を戻して

クランベリー」について

実際に使用したのでご報告。

 

尿路疾患(尿道炎含む)

症状:頻繁にトイレに出入りする。

先日ストルバイト結石で入院して

膀胱洗浄を行ったが、

尿道炎が残ってしまい、当初薬治療を試みるがなかなか改善の兆しが見えない。

 

クランベリー粉末(ペットサプリ)を

1日始めの1週間は2回適量を与えてみる

1日目:頻尿はあるものの患部を舐める回数が減ったように感じる。

2日目:明らかにトイレ回数が減る。

3日目:患部を舐める回数もトイレ回数も激減。

4日目:排尿がスムーズに行われる。

5日目以降:食欲増進、ストレス軽減

排尿スムーズ、排便スムーズ。

6日目:顔つきが元気になった。

検査結果!尿石無し!菌無し!

 

実際に飲ませた結果、このような結果が出たことを嬉しく思います。

 

現在は

尿酸値と殺菌効果を維持するため

1日1回必ず飲ませ、食事は穀物不使用フードを食べさせています。

お気に入りのフードは

「オーブンベイクド フレッシュチキン」

このフードにはクランベリーは含まれていませんが、とにかくよく食べます。

 

尿路疾患に悩む猫ちゃんの助けになれば幸いです。

 

仔猫を拾った

とあるショッピングモールの

立体駐車場の車しか通れない道に

仔猫がうずくまっていました。

 

先日、仔猫を拾ったら!

なんて自分で書いて置いてなんですけど

拾いました。

まだ1ヶ月くらいで

小さいので、母猫もいないのは確認済みで、ショッピングモールの人にも協力を呼びかけとりあえず帰ってきたけど、

誰だ!

捨てるのも犯罪だが、

仔猫が引かれることを考えてわざわざ立体駐車場に捨てるとか!

あり得ません。

怒り奮闘、本気で震えました。

 

仔猫は食欲旺盛、

当方仕事していて緊急性がない仔猫なので、休みまで待って病院かな。

目ヤニが気になるけど、

 元気に威嚇中w

猫の尿路疾患

猫に多いとされる

下部尿路疾患

・膀胱炎 ・ストルバイト結石

・シュウ酸カルシウム尿石

結石などにより、尿道が詰まってしまうので排尿困難になるわけですが。

 

通常猫というのは、自分が苦しいなどを見せないようにする事が多く

普段と変わらないと見せかけるのが上手です。

 

・いつもよりトイレの回数が多い

・何度もトイレに行くのに排尿していない

・血尿がある

・トイレで長い時間排尿体制のままいる

 

こんな症状を見かけたら

膀胱炎・尿管結石の可能性が大きいので

即病院へ!

結石の場合、カテーテルで膀胱洗浄が必要になります。

1日〜7日間の入院となる場合が多いです。

カテーテル洗浄の費用は概算で15000円ほど、その他入院費や処置費用が加算されますので、1日入院で25000円程度必要となります。

 

膀胱炎になりやすい猫さんは

あらかじめ食事でコントロールが必要

ロイヤルカナンならph コントロールですが、療法食なので長く続ける事はお勧めしません。

 

現在外国製品には

穀物不使用フードが多くなってきていて

成分表に「クランベリー」を配合しているものが見受けられます。

尿酸値をコントロールしてあげることにより、結石が出来にくい体作りが出来るので、普段の食事にペットサプリのクランベリーなどを混ぜて食べさせるのも

良いでしょう。

 

猫の個体差もあるので、

アレルギーがある子などは

必ず獣医師に相談の上ご使用ください。